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山口晴保著【認知症ポジティブ❗】のポイント③認知症の経過は赤ちゃんの発達を逆行するだけで恐れるに足らず。ユマニチュードなど、適切なケアが大切です。

 

認知症ポジティブ! -脳科学でひもとく笑顔の暮らしとケアのコツ-

認知症ポジティブ! -脳科学でひもとく笑顔の暮らしとケアのコツ-

  • 作者:山口 晴保
  • 発売日: 2019/05/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

皆さんおはようございます猫枕です。

 

山口晴保先生の認知症の本のポイント、

 

今回は、

 

認知症という病気を理解しよう❗

 

という話です。。。

 

 

認知症の定義

 

介護保険法第5条の2に記されています。

 

『脳血管疾患、アルツハイマー病

 

その他の要因に基づく

 

脳の器質的な変化により

 

日常的に支障が生じる程度にまで

 

記憶機能及びその他の認知機能が

 

低下した状態』

 

脳がダメージを受けて認知機能が低下し、

 

日常生活に支障が生じた状態が認知症です。

 

具体的には、

 

記憶が悪くなり、

 

金銭や服薬などの生活管理能力が

 

低下した状態を指します。

 

アルツハイマー病の全経過

 

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(出典:info.ninchisho.net)

 

①健常期

 

認知症を発症する20年以上前に、

 

脳に特定のタンパク質が、

 

ゴミのように溜まり始めます。

 

これがアルツハイマー病の始まりです。

 

②無症状期

 

このゴミが20年間にわたって増え続けるのですが、

 

症状が出ない時期が続きます。

 

これがアルツハイマー病の無症状期です。

 

③軽度認知障害=MCI(mild cognitive impairment)

 

そして、

 

蓄積開始から20年くらい経つと、

 

【物忘れは強いが生活管理はできる状態】

 

即ち、MCI になります。

 

認知症の一歩手前、

 

健常と認知症の中間段階です。

 

④認知症期

 

さらに進むと、

 

いよいよアルツハイマー病によって、

 

認知症を生じます。

 

その後、15年程度で、

 

認知機能が徐々に失われるだけでなく、

 

終末期には、

 

運動麻痺も加わって、嚥下困難になり、

 

死を迎えます。

 

認知症をポジティブにとらえる

 

アルツハイマー型認知症と診断されて、

 

5年後に死ぬ確率はほぼ0%です。

 

がんほど怖くないし、

 

がんのように痛みを伴うこともありません。

 

脳卒中のように手足が不自由になることも、

 

終末期までありません。

 

元気に動き回れ、

 

会話も楽しめるのです。

 

発症すると、

 

生活管理能力は低下しますが、

 

逆に言うと、

 

適切なケアを受ければ、

 

楽しく普通に暮らせます。

 

役割をもって生きることも可能です。

 

人生を楽しめます。

 

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(出典:nhk.or.jp)

 

適切なケアで病気も介護も変わる

 

アルツハイマー型認知症の経過は、

 

赤ちゃんの発達を逆行し、

 

最後は赤ちゃんのような認知機能レベルになります。

 

赤ちゃんは不幸ですか❓

 

お母さんの優しいケアがあればハッピーですね❗

 

認知症になっても同じです。

 

【ユマニチュード】

 

のような優しいケアが普及してきているので、

 

『認知症恐れるに足りず』

 

です。

 

残念ながら、

 

認知機能は徐々に低下しますが、

 

身体活動や喜怒哀楽といった感情は長く保たれます。

 

適切なケアが提供される環境の中では、

 

残存能力を発揮して、

 

他者の役に立って感謝され、

 

他者と楽しく交流し、

 

自己決定の支援を受けて尊厳が守られ、

 

笑顔で暮らしていけるのです。

 

※ユマニチュードについて詳しくはこちら。

誰もが学べ、実践できるユマニチュード。 5つのステップで患者の心に近づく | HELPMAN JAPAN

 

 

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。