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山口晴保著【認知症ポジティブ❗】のポイント①認知症ポジティブとは❓

 

認知症ポジティブ! -脳科学でひもとく笑顔の暮らしとケアのコツ-

認知症ポジティブ! -脳科学でひもとく笑顔の暮らしとケアのコツ-

  • 作者:山口 晴保
  • 発売日: 2019/05/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

皆さんおはようございます、猫枕です。

 

今回から山口先生の名著を読み解く認知症講話を始めたいと思います。

 

以前、各章を大雑把にピックアップした記事を書いておりますが、

 

今シリーズではもっと細かく詳しく要約・説明するつもりです。。。

 

※その一例はこちら。 

www.nanmanda.com

 

 

 

認知症介護研究・研修東京センターの運営理念

 

◎認知症になっても『心』は生きています。 

 

◎認知症の人の『その人らしさ』を大切にするケアをめざしています。 

 

◎そして、認知症の人が『尊厳』をもって共に暮らしてゆける社会の創造をめざします。

 

そこで、この理念を背景に、それをさらに前向きに進めた

 

「認知症ポジティブ」(Dementia-positive)

 

山口晴保先生は唱えてきました。

 

高齢者の多くが、

 

「認知症は絶対なりたくない嫌な病気」

 

というネガティブな気持ちを持っていますが、

 

認知症になるのが不安という生き方よりも、

 

「認知症になれるまで長生きできてよかった」

 

とポジティブに考え、

 

役割や生きがいをもって明るく毎日を過ごすほうが、

 

人生終盤の舞台を楽しめるのではないか、

 

という提案です。

 

認知症ポジティブの定義

 

①認知症になってもできることがある(Dementia-capable)

 

認知症になったからと言って何もできなくなるわけではありません。

 

最近は、

 

認知症の当事者が声を上げて国に働きかけ、認知症施策を変えています。

 

社会を変えているのです。

 

すなわち、

 

「自立・自律支援」が広まっています。

 

身の回りのことを自分でなるべくできるように支える自立支援(能力を奪わないケア)

 

と、

 

本人が自分のことを決める自己決定(意思決定)を支える自律支援です。

 

認知症になっても、もてる能力を発揮できるという Dementia-capable の考えが、

 

認知症ポジティブの屋台骨です。

 

②認知症にやさしい地域(Dementia-friendly community)

地域の人々が認知症に対する偏見を持たず、

 

認知症の人が地域に受け入れられて活躍できる社会です。

 

地域の中に、認知症の人と家族を支える色々な仕組みが出来ています。

 

「認知症初期集中支援チーム」

 

は、認知症のことで困っている本人・家族を様々な職種がチームを組んで訪問し、支援します。

 

「認知症カフェ」

 

は、本人の活躍の場を提供したり、相談拠点になります。

 

「本人ミーティング」

 

は、当事者同志が集まって意見交換や政策提言をします。

 

「認知症地域支援推進員」

 

はこれらの活動を支援する職種で、全国の市町村に配置されています。

 

すなわち、

 

「安心して認知症になれる環境」

 

が徐々に整備されてきているのです。

 

例えばワタクシの住む大分県の田舎でも、認知症地域支援推進員たちの指導で認知症カフェが開催され、小医も恥ずかしながら参加致しました記事があります。

   

www.nanmanda.com

 


 


 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。