皆さんおはようございます、猫枕です。
山口晴保先生の著書【認知症ポジティブ❗】の要約、2回目です。
1回目は上記でしたが、
とにかく、
認知症を嫌なものの代表格から高齢者の勲章に昇格させること、
即ち、
『ネガティブからポジティブへの転換』
がこの本の目標です。。。
認知症の理解―最大のリスクは長寿―
日本では、高齢者の7人に1人が認知症と言われます。
60代後半で認知症になるのは、3%程度。
95才を超えると8割近い人が認知症です。
つまり、
長生きこそが認知症の最大リスク要因なのです。
ほぼ確実な認知症にならない方法は
『75才以上生きないこと』
だと言えます。
・・・ならば、
『長寿の勲章である認知症になれるまで長生きしよう❗』
と前向きにポジティブに考えた方が良いでしょう。
健康に気を付けてひたすら長生きを目指す。
認知症になるには、他の病気で死んではいけないのです。
そうしてうまく長生きできれば認知症になれる❗
だからこそ認知症ポジティブなのだ、
と理解してほしいのです。
長生きで いずれ誰もが 認知症
年とれば 誰でもなれる 認知症
長寿よりも豊かな人生をめざそう
認知症の発症を遅らせる生活法
(出典:kaigo.homes.co.jp)
①運動
筋肉を動かすと神経細胞が元気になり記憶力がアップします。
②健康な食生活
認知症になるリスクを減らします。
③能天気
「認知症が心配・・・」
と不安を抱えるほど、
記憶担当の神経細胞が減るので、
能天気が大切です。
・・・こうやって、認知症予防をすれば、
生涯認知症にならないわけではありませんが、
認知症を先送りして遅らせることができます。
認知症予防とは認知症先送りなのです。
人生は少し短くても豊かな老後であってほしい
「人生は長ければ長いほどよい」
わけではなく、
介護・支援をできるだけ受けずに
「豊かな老後を過ごす」
方がいいでしょう。
即ち、
①他者の役に立つ生き方
②人生の目的をもって生きること
③自己決定できること
が認知症になっても求められます。
(出典:kaigo.homes.co.jp)
介護・支援を受けるにしても、
『自立・自律支援と日課・役割・生きがい』
を可能にするケアが求められ、
それらが提供される時代が徐々にやってきています。
最後までお読み頂きありがとうございます。